退職
なんらかのトラブルに見舞われて、
自分の人生の岐路に立たされたとき。
力になってくれる、
頼りがいのある人との出会いが、
幸せな人生をもたらしてくれます。
これまで抱いてきた将来像を、
どうしても逸脱してしまいそうなとき、
相手がどのような対応をしてくれるかで、
その人の頼りがいを見極めることができます。
たとえば、職場でトラブルに見舞われて、
退職を余儀なくされるような場合に、
自分を励ましてくれるのか、
何も言わずに受け入れてくれるのか、
それとも叱責するのかで、
その人の頼りがいがわかってきます。
この場合、困っている自分に対して最良の協力を
相手がしてくれるかどうかが肝になります。
そのように上手に立ち回れる相手がいれば、
尊重すべきです。
描いていた未来図に手が届かなそうだと感じてしまうとき、
人は多かれ少なかれ挫折を味わうものです。
その挫折感や劣等感は一時的なものでありますが、
大きな心の負担です。
そのときに、傍にいてくれる人というのは、
大変に頼りがいのあるひとであり、
人生においてかけがえのない人だといえるかもしれません。
自分が困っているときほど、
人の頼りがいを感じます。
どん底に落ちたような気持ちになっているときは、
人に対して気遣いができないもの。
それにもかかわらず、
何も言わずに傍にできるような相手との出会いがあれば、
それはぜひ大切にしたいものです。
やむを得ないトラブルで、会社を休職したり、
退職したりしなければならなくなるような
人生の節目では、人によりかかってもよいのです。
-トラブル時の頼りがい-